中国は帝王切開出産率も中絶手術件数も世界でもっとも多い国。

「自然に産みたい、産まれたい」中国の出産事情

突然ですけれど、中国の出産事情について少し書きます。
私の友だちは今年結婚する予定。当然、子供をつくることもいろいろ考えなければなりません。
一般の人は、普通は「一人」。
だから、とってもとっても大切に産みたい気持ちはすごく強い。
できれば自然に。友だちは言いました、「自然に産みたいなー」って。

ん？　自然に産むのは何か問題があるの～？

自然に。　というのは自然分娩で。

中国では、出産の手術は「帝王切開」が一般的なのよ。だいたい50%くらい。
世界保健機構では帝王切開での出生率は15%が望ましいと言っているので（日本は20%らしい）、
中国がどれだけ多いか、、、

ちょっと前までは　北京とか上海とか　「帝王切開」がすごく多かった。病院が勧めるから。
最近は、海外から「おかしいんじゃない？」と指摘されて　あわてて自然分娩を推奨するようにもなってきたの。

でも、中途半端な田舎の方では、未だに　「帝王切開」が多い。
それは病院がすすめるの。
理由は費用が高いから。高くもらえるから。
青島のまあまあの病院では一般的に自然分娩が3000元くらい。
帝王切開になりますと、プラス2000元くらい。
病院によってちがいますけれど。
「帝王切開の方がいいですよー」ってすすめるようです。
自然分娩は病院側も面倒。

それと、中国の人は「数字」をとても気にするので、
「縁起の良い日に産みたい」 という妊婦側の理由も少しある。
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“やっぱり自然に産みたい” という人もたくさんいます。
病院は「帝王切開」歓迎なので　「自然に産みたい」といったら態度はあまりよくない。
妊婦さん側は、（自然に産みたいけど、病院に嫌々対応されても困ります。命に関係する大切なことだから。）と思います。
それで、
逆に！　「自然分娩させて！」って病院にお金払って「自然分娩への協力を」お願いすることも珍しくありませんの。
喜んで自然分娩させてくれないの。変なところね。

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中絶件数も世界一の中国。

ん。1300万件/年間。　その大半は学生や若者！

1300万って、たった8年間で1億よ！

ん。なんでそんなに多いですか？

・女性は結婚は20才になってから、、、と決まっているし（時々変わる）、未婚で出産は社会の目がとても厳しい。

・シングルマザーで　中国の社会で生きていくのは経済的にも非常に困難。

・それと、無責任で知識に乏しい学生や若い女性は、胎児の段階では「人」ではない、、、という考えを持っている人が多い。

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中絶ブームにのって、病院もテレビのコマーシャルも多くなってきてます。

「安い！簡単！3分300元！」

みたいなノリで。
（「安いから」ってわざわざ韓国から中絶にくる女性も多い）

いい加減な中絶手術が、今後の自分の身体にどんな影響がでるかも考えない。

病院も患者にリスクだとか丁寧な説明もしないところがほとんど。

つまり
「できちゃったけど、産めるわけないし、“まだ「人」になってない”し、300元、500元だし」
ってこと。　“まだ「人」になってない”　って　そー言うあなたは　もう「人」じゃなくて。（怒）(>_<)

病院。「ん？中絶ブーム？宣伝宣伝儲かる儲かる。」

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私が知っているニュース。

結婚してないけど、「できちゃって」でもまだ子供は欲しくなくて。
中絶手術をしたいという女性。
でも手術費用が高いからって、病院じゃなく、診療所みたいなところで中絶手術。
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手術終了。
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んんんん、でもなんだかお腹が気持ち悪い。なんかお腹少し大きくなってるような、、、
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え゛ーーーーーーーーーーーーーーー
まだお腹に残ってたあああああああーーーーーーーー

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もう一つ。

できちゃった彼女。
誰の子かわからず、中絶手術に　関係した3人の男性を病院に呼び、
「あなたたち3人で手術費用を出して」だって。

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あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もー、なんでこんなにめちゃくちゃなの！

何かわからないけど、

ちゃんとして！（怒）