ある青島のOLのブログ。。。。。。。。。。。。。。
また、春節の時期が来ました。
春節は、家族団らんで、ご馳走をみんなで食べて、お年玉があって、おみやげに囲まれて。。。
私はだんだんと成長するにつれて、帰省するのがとても怖くなりました。
それは、家族やふるさとに対する愛情がなくなった、、、ということではなくて、
ただただ、「お金」の問題なのです。
ごめんなさい。 帰れなくて。。。
私は大学を卒業して2年経ちました。青島で就職して仕事しています。
春節には予想以上にたくさんの出費があります。それは私だけじゃなくてほとんどの人がそうだと思うの。
帰省する旅費で 500~600元、両親やおじいちゃん、おばあちゃん、親戚におみやげや紅包でいろいろ3000元は最低必要。
子供たちにも圧歳銭で200元/人はあげなくちゃいけないと思うの。5人いたら1000元よ。
そんなこといろいろ考えると、5000元は要ると思うの。
多くの人は、そのために、1年に1回のそのために、我慢の生活をしているの。
私の給料は 3000元。
家賃は600元+光熱費で100元+食費900元+交通費100元+化粧品とか100元+衣料代300元+その他300元、、、=2400元。
毎月ほとんど残らない。。。500元の貯金/月×1年で6000元の貯金ができたとしても、、、
春節で5000元が消えてしまう。 国慶節もなんてとんでもない、、、
でも何とか今頑張って貯金しています。
今回の春節には十分なお金を貯金できませんでした。
その分、来年の春節には頑張ってたくさん貯金して必ず帰ります。
だから、今年は帰りません。友だちと2人で青島で静かに過ごします。
ごめんね。
私だって、パパとママやおじいちゃんおばあちゃんに会いたい。。。
わかって。パパ、ママ。
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これは、青島で大学卒業したOL2年生が両親への気持ちを自分のブログに書いている内容です。
この時期になりますと、「帰省恐怖症の若者が増えている」 とかいう話題が出ます。
彼女のブログには、
「そんな親の面子なんか気にしないで」
とか
「元気な姿をみせてあげれば親は喜ぶ」
とか
コメントは来ているのですけれど、、、
、、、
ほとんどの若者は同じ悩み、、、を持っています。
みんな田舎から出てきている人が多くて。
田舎とは、それはそれは田舎で。
例えば、近所では、
(どこどこの娘(息子でもいいけれど)は、どこどこの大学を出てどんな仕事してる)
とか
(どこどこの娘(息子でもいいですけれど)は、給料いくらもらっていて、、、)
とか
田舎ではそんな毎日毎日近所同じ人が同じ事を話している、、、田舎だからそれしか話題にできなくて。
(どこどこの娘(息子でもいいですけれど)は、春節で親に●●●●元あげたらしい)
とか
(こんな高価なおみやげを買ってきたらしい)
とか、、、
そんな話題になる。
「お金なんかどうでもいいから、元気な子供の顔を見たい」 というのは???で。
帰ったら帰ったで、そんな話ばかり聞かされる。
田舎になればなるほど親の面子が気になる。
田舎の親ほど面子を気にするようで。
親の面子のために毎日仕事して貯金して。
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親が喜ぶような十分なお金とお土産が準備できなかったら、
帰らない方がマシ、、、
というのが本当の気持ち。
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パパとママには会いたいのも本当の気持ち。
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紅包・・・家族やお世話になった人に包むお金(結婚式のお祝いにも)
圧歳銭・・・春節に主に子供に渡すお年玉
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