中国のお正月の終わりを告げる元宵節でした。春節の花火よりうるさかったなー。
窓の隣で花火が咲く(窓明けたら絶対火の粉が入ってくる(>_<))から、うるさくてうるさくて。
中国では危ない食べ物とかたくさんありますけれど、薬も危ないの話。
ニメスリド というものが入っている薬。
この薬は、解熱鎮痛剤として昔からあったらしいのですが、
副作用が危なくて(肝臓障害、神経障害)、ヨーロッパやアメリカでは子供への使用は禁止されました。
カナダでは販売禁止。
、、、そんな危ない薬が中国の薬局では普通に販売されていて、特に子供向けで結構売れているらしいの。
中国の薬物有害反応監視センターでは2004年から 約3300例の副作用の報告。
(ホントはもっとあるだろーなー(^^;))
死亡例も数件。(ホントはもっとあるだろーなー(^^;))
でも、今でも普通に薬局で販売されているし、売れているんだって。
作っている会社もまだまだあります。
「売れている」のことは、薬局の店員が 「これをすすめる」ということよ。
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青島でのニュースの中の話。
青島でも普通にたくさん売られているようです。
記者が薬局に行きました。
記者「10ヶ月の子供が発熱で、、、」
薬局「じゃあ、これを(ニメスリド製剤)」
記者「小さな子供だけど、これ大丈夫?」
薬局(説明書をみて)「大丈夫!私の同僚の子供も発熱の時これ飲んで問題なかったから、、、あっ、小さな子供だったら、少し少なめに服用してください」
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こんなやりとりだったみたい。
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中国でも専門家は 「この薬は特に子供には危険」 と言ってるけど、専門家は販売禁止できないし。
記者はつぶやきました。
「なんでこの薬が中国で普通に売られてるんだろう???、、、わからない、、、」
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中国に出張に来る人、生活する人は、薬は日本でちゃんと準備してきた方がいいみたい。
ここの人たち、なんでも 「これはイイ」ってすすめるし、「大丈夫?」って聞いても、
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