中国でも、薬物問題は深刻です。
ある娼婦の生活。
彼女は雲南省のある街の旅館の地下の一室で生活しています。
8㎡の部屋に2つの家族、5人の生活。
部屋は異臭が充満しています。
普通に生活していた彼女はボーイフレンドと別れたことをきっかけに
苦悩の毎日が続き、薬物を始めます。
彼女が若かったころの写真。
彼女は生活のために、、、
夜になると 少し身なりを整え、 路上で客引きをして売春して生活しています。
売春行為の場所は、自分の生活している地下の部屋。
彼女の仕事が終わるまで現在の旦那と子供は路上で時間をつぶす。
一晩に2~4人、これで収入は60元~100元。
びっくりしましたか?
少ないと思いますか? 皆さんは知らないと思いますが、
中国では民工(工事現場で働く労働者など)を相手に生活している売春婦もいます。
もちろん青島近郊にも。1回高くて数十元。安いときは20元とか。
下腹部にも薬物を注射する。仕事が終わるとしばらく横たわる。
彼女の体に入るものは、タバコ・薬・民工の。。。
幸いにも彼女の場合、手助けがあり、現在は正常に戻りつつあります。
薬物中毒時の自分の写真を持つ彼女。
このような薬物(麻薬、ヘロインなど)中毒者は現在、中国に120万人とも言われています。
最近は、ドラッグ と言われるもの、例えば
K他命(ケタミン),快楽丸,脚揺丸,揺頭丸(エクスタシー、MDMA)。
都会だけでなく、田舎の村でも ドラッグが急速に蔓延してきた理由は、
両親が出稼ぎで子供は留守。両親がいない寂しさ、ヒマな子供は、薬に手を出します。
中国全土にいる留守番児童は約5800万人。
親は子供に関心したり、注意する時間もありません。
10年前で40万人と言われたカラオケ小姐たち。今はその何倍にもなっていると思います。
収入源がなくなったカラオケ小姐達。路上売春も増えてきました。
(あっ、声かけられても絶対に行っちゃだめよ~)
今年になって全国的に一斉に取り締まりが厳しくなったため、収入源がなくなった彼女達の中にも、
ドラッグに手を出す人が多くいるようです。
昔のことですけど、日本のアイドル歌手が薬物をやっていたニュースは、中国でもニュースになりました。
最近では中国の芸能人も。。。
中国の場合は、普段の食材から危険ですから、毎日ドラッグを口にしているようなものですけれど(>_<)
中国では麻薬のことはとても刑が重いです。
「中国は刑が重いねー、死刑?」って 聞かれたことがありますけれど。。。
(んーーー、外国は軽すぎると思いますけれど、、、)
なぜ、重いかは、 昔、 薬物で国が痛い目にあったから。(1840年のことよ)
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